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春休みの抱負

新年明けましておめでとうございます。

2011年は東日本大震災をはじめとして激動の1年でしたが、2012年も欧州危機、イラン問題等去年にもまして様々な事が起こる1年になると思います。
色々なものが転換期に来ている今、自分には何ができるのか、自分は何をすべきかをしっかり考えていきたいと思います。
大学も長期休暇に入りました。この休みを利用して色々な本を読んでいきたいです。
資本主義の見直しが必要と言われるようになりましたが、どこをどのように見直せばいいのか、それとも全く別の考え方が必要なのか結論は出ていません。
しかし、これまでもそういった価値観の転換は歴史的に何度かありましたので、いずれ何か新しい考え方が出てくるのだと思います。
そういう歴史上での思想、価値観がどのように転換していったかを学べる本を読んで、そこから今自分はどう社会と関わっていくべきかというヒントが得られるような気がします。

また、春休み中の目標として必ず1社以上、実際に企業を訪問してお話を伺ってこようと考えています。
いくら本を読もうとも、実際に体験してみないことにはわからないことも数多くあります。現場に足を運び、そこで働いていらっしゃる人たちから生のお話をしていただく。
そうやって現状を知らない限り、そこから何をすればよいかという答えも見えてきません。先日にはソニーやシャープが2012年3月期の連結決算で数千億円の赤字に転落するとの報道をはじめ、連日ニュースでは日本の経済について様々に悲観的な報道がなされていますが、少し目を移せば、この不況下でも着実に業績を伸ばし成長している企業も多くあります。特に中小企業を中心に新しい技術やサービスを開発しているところも多いようです。その最前線で活動されている方々にお話を伺うことは、この先自分がどう社会と関わっていくべきなのかということについて色々な視点を与えてくれると思っています。

ちゃんと前進して答えを出す。
生きていればいろんな人からいろんなことを言われます。その中で自分がどうしたらいいのか、あるいは自分がやっていることは間違っているのか、どうしようもなく分からなくなってしまうことがあります。
周りの声に飲み込まれてしまい本当にどうしていいか分からなくなって、ただ自分はこういう風に生きたいんじゃないという嫌悪感だけが残るというのはつらい、本当につらいものです。
反抗心から自分は違う道を行くんだと言い張ってみても、結局その道を一人行く勇気はなくて怖気づいてしまう。そしてまたそんな自分に対する嫌悪感だけが積み重なっていく。
気付いてみればもうがんじがらめでどうしようもない。こんなの嫌だと思ってもそこから抜け出す勇気もない。変わりたい。でも変われない。でも・・・
そんなことをずっと考えながらこの数年生きてきました。自分の中で踏ん切りをつけてまた新しく始めようと思い行動しても最後には結局逆戻りになってしまう。
おかしい。ちゃんと踏ん切りをつけたはずなのに、どうして・・・そんな気持ちでいっぱいだった時期もありました。
でも、ようやく分かった気がします。つまるところ、自分が求めていたのは自分の生きる意味だったんだと思います。
何か本当に自分の生涯をかけてもいいと思えるもの、それが自分の欲していたものなのだと思います。
こんな話をすれば大体の人には鼻で笑われてしまうのはわかっています。これまでもそうでしたが、これからも変わることはないと思います。
以前なら上に書いたように何で分かってもらえないんだと落ち込んでいたかもしれませんが、今はもう大丈夫です。
自分なりの答えを見つけることができました。それが本当に”正しい”のか、実現できることなのかそんなことはわかりません。でも自分が心の底からやりたいと思えることなのです。
だから、もう大丈夫と胸を張って言えます。これから行き詰ることもたくさんあると思います。けれど、この気持ちを忘れなければ何度でも立ち直れると信じています。
春休みは勝負の時期になります。本を読み、企業の方々にお話を伺い、自分の夢にしっかりと結び付けていこうと思います。

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44号室 竹葉大貴

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人は何のために生きるのか?

90年生きた私もそれは判りません。悩みます。ただ、これから申し上げることだけは、このごろやっとおぼろげに感じるようになりました。
君の年代の私は、戦場で今日死ぬか、明日死ぬかを、死んでゆく戦友の傍で悩みました。そして今日を楽しく自分勝手に生きればいいと笑っていた戦友が、次の瞬間、狙撃されてしまうことも珍しくありませんでした。あの状態でよくい生きてきたと、このごろしんみり考えさせられます。
戦争に負けてからは、こんどこそ負けるものかと必死に働きました。そしてようやく終着駅が目の前にあるのですが、それでも一日一日を大切に生きています。朝は、必ず今日やることをはっきりさせで行動します。夜は夜で、今日一日のことを必ず反省し日記を書きます。
はっきりした自分の目標は、誰に言われるものでもない、自分自身で決め実行するのです。しかし、多くの人の話をよく聴くこと、本を読めばその感想を纏めて記録しておくこと、社会状況を確り掴んで、自分の目標を定めることです。3,4年生になっても自分の目標がはっきり定められないのは寂しいことです。ただ、自分の決めた目標が他人のひと言でよろよろするのは未熟人生、恥ずかしいことです。
「千万人といえどもわれゆかん」(出典「孟子」)の気概こそ男子です。いまが人生で一番大切な時です。

竹葉大貴

返信ありがとうございます。
記事を書いてから新たに明治時代の実業家、渋沢栄一の『論語と算盤』を読み始めました。現代語訳されたものですが、その内容は資本主義の行き着く問題、今現代で問われている問題を的確に指摘にしていて、とても100年前に書かれたものとは思えないものでした。
同時に自分の未熟さがひしひしと感じられるものだったと思います。今の自分には実際に行動し実情を知るということが圧倒的に足りません。しっかりと頭で考えると同時にそれを行動に移す。この休暇を利用し、この2つのバランスを取っていきたいと思います。それが他人に何を言われようとも、良心に鑑みて正しいと思ったなら、いかなる困難にも立ち向かうべきだという孟子の教えを実行することにもつながると信じています。

渋沢栄一と伊達宗城

「論語と算盤」を読んでくれたとはありがたい。
この渋沢栄一を中央に呼び寄せて国の財務を任せたのは大蔵郷の伊達宗城でした。生涯、宇和島藩と渋沢家とは深い中にありました。穂積陳重は渋沢栄一の長女歌子を嫁にしました。その仲人は児島惟謙です。
明治以降の伊達家が財政的に確りしているのも渋沢の支援があったためで、一方渋沢の一番番頭は宇和島人です。
渋沢栄一は、会社の独占を嫌い、出資株に常に気をつかっていました。公共的な支援を惜しまなかったことでも有名です。おそらく、南豫明倫館の発足時にも渋沢の意見が相当に入っていたと思います。
明治期の宇和島の特色は、でしゃばらない。しかし、その底辺には沢山の宇和島人がいます。例えば、松尾臣善という日露戦争時の日銀総裁はご存知でしょうか。かれも宇和島の人です(もっとも郷里は兵庫県加西ですが、若いときに宗城に見出されて宇和島藩に来ました)。宇和島で藩主一族以外で華族(男爵)になった人は、穂積陳重と松尾臣善の2人だけです。

コメントありがとうございます。

渋沢栄一と宇和島にそのような接点があったと知り驚きました。
確かに渋沢栄一が宇和島とそれほど密接な関係にあり、彼の新年を考えれば、木下先生の仰るとおり、南予明倫館に彼の意見と資産が注ぎ込まれたことは間違いないと思います。
私は恥ずかしながら不勉強で今までその事実を知りませんでしたが、この時代の転換期にその渋沢栄一が関わったであろうこの寮で生活することになったと思うと感慨深いものがあります。
しっかりと将来を見据え、渋沢栄一のように”論語と算盤”を一致させることができる人物になるために努力していきたいと思います。

南予には凄い人物が居るのだが、地元の人は忘れています。

城山静一という人を皆さんはあまり知らないだろうが、彼は、アメリカで奴隷に売られかけた高橋是清(青年時代開成学校の英語教師をしていて、正岡子規などに教えた男)を救った人です。
この城山は、藩からオランダ語研修に長崎に派遣されたとき、これからは蘭語よりも英語の時代だと、藩に反抗して英語を学びます。それほど先見性のある人物です。拙著「評伝 森岡天涯」にもちょっと書いておきましたが、凄い人物です。
いま、郷里の先人について、もっと若い人に関心を持っていただきたいと思っています。
なんでも同じですが、人のやっていることをやっても駄目、人が気づかないことを発見して、それに突進する人は凄い。そう思いませんか?

No title

返信が遅れて申し訳ありません。
常に一歩先のことを見据えて行動する、それはこれからの時代とても大切だと思います。しかし、人の気づかないことに気づき、次の時代に必要なことを考え準備するのは容易なことではありません。自分ではそうやって先を読んだつもりでも結局的外れであったり、後から見れば読みが当たっていたことになるのですが、時代を先取りしすぎていたということも少なくありません。
思いついたアイデアがいい塩梅で今の一歩先をいくものであるかどうかを判断するのもまた難しく、幅広い知識とそれらを正しくつなぎ合わせることのできる知力が必要になります。大学でこの2つを身につけ、それ以外、アルバイトやボランティア、寮生活を通して最終的にはもっとも重要になる実行力を養いたいと思います。

返信お読みいただき感謝します。

世の中は未知ばかり、挑戦しても失敗ばかり、でも「だからなにくそとさらに挑戦をすることに進歩があるいえましょう」。
「南予の文化を先人に学ぼう」という南豫明倫館文庫の新刊があります。是非、読んでください。主事に話せば読むことが出来ます。
貴兄のいうように簡単には人と違った発想をすることは難しい。そんなとき、私はいつも「眼を転ずれば新天地が開ける」と自分にいい聞かせます。常識眼からちょっと非常識眼になってみることも必要です。
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