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Seeing is believing. ~百聞は一見に如かず~

こんにちは、六十二号室の山本祐大です。
日に日に寒さが厳しくなってきている今日この頃をみなさんはどうお過ごしでしょうか?

寒さが肌に沁みる季節がやってくると、一年前の激闘の日々を思い出します。
去年の今頃、自分は所謂『高松刑務所』としてその名が知れ渡っている「高松高等予備校」で昼夜を問わず勉学に励んでいました。

現役時代の結果に納得がいかず両親に必死の思いで懇願し浪人を許してくれましたが、長い一年の間にはどうしてもモチベーションが下がりそうになる場面に幾度となく遭遇しそうになりました。
ですが両親や、いつも厳しく、且つ丁寧に指導してくださった予備校の先生方、自分のことを気にかけてくれていた小中高の同級生や先生、そして互いに切磋琢磨しながら、毎日共に勉強した寮の戦友たち…。
この人たちのことを思い起こすと、学習の意欲を何とか維持することができました。
予想以上に苦しかったけど、あの一年間は後々振り返ったとき、俺の人生においてなくてはならなかった一年だったんだなって思える日がきっとやって来るように感じます。

とりわけ、寮生活で知った共同生活の楽しさや難しさは明倫館で生活を送る上で非常に有意義なものとなりました。
この経験があるからこそ、 現在明倫館で楽しい生活ができている大きな要因になっていると自分は信じています。

また、寮生活で得られた友人との交流はいまでも続いており、つい先日も彼らと新宿まで呑みに足を運びました。
一年間苦楽を共にした仲間はやはり唯一無二のものであるなぁとその時には実感しました。

さて、話は変わって現在の自分に目を向けてみると、確かに机に向かって勉学に励む時間は急激に減少しました。
しかし宇和島のような田舎ではありえない、東京という大都会にしか無いような場所に足を運ぶ機会は格段に増加しました。
様々なところに行ってみたりするのも立派な勉強のスタイルの一つであると自分は思います。
なぜなら、実際に足を運ぶことによって机の上だけでは到底得ることのできないたくさんの出会いに触れることができるからです。

今のところは東京で就職し、そして報道記者になることを希望していますが、もしかしたら地元に帰らなければならない状況も出てくるかもしれません。
その時に後悔することの無いようにいろんな経験を積んでおきたいと切に望んでおります。

勿論、机上での勉強がもっとも大事であるのは言うまでも無いですがね(笑)


62号室 山本祐大

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学ぶことは机上だけではない、その通りですね。

「百聞は一見に如かず」は、「漢書 趙充国伝」が出典だそうで、いろはがるたでいえば「論より証拠」です。いくら巧妙な事を言っても視覚に訴えた証拠に勝るものはない、とでもいうことです。
貴兄が「報道記者」になりたいといわれるには、聴くよりもまず自分の目で対象を凝視することだ、これが報道記者の第一歩でしょうね。報道記者だけではなく、これが大切なことで、私はこの歳になっても体力の続く限り、自分が書きたいもの対象は出かけていってみたり聞いたりします。もっとも、それを「ああそうか」で終らせず、かならずメモして検索できるように整理しなければなりません。これはわずらわしいと思われましょうが、癖になるところまで今の内に訓練すると社会に出て大いに役立ちます。
話が逸れますが、若い人に読書しますか、と聞きますとほとんど「忙しくて、その時間がありません」とよく言われます。これは忙しいのではなくその気がないだけです。私は同時に何冊かの本を読みます。1冊の本に疲れると、別の本を読み、それも疲れるとまた別の本と、するとまったく違った発想を得ることがあります。
そうそう、欧陽文に「吾、文章を作るに三上あり。馬上、枕上、厠上なり」という言葉があります。文章を作るとは「思考、思索」することです。馬上はいまなら電車で移動しているとき、枕上は横になってから眠るまで、厠上はトイレにいるとき、です。いまふうに言えば、いずれも独居できる空間です。これを大切に生かすということかもしれません。とにかく、五感を最大限活用できるのは若いとき、いまです。決して、浪費しないこと。住みやすい、学びやすい環境は与えられるものではなく、みずから創りだすものでしょうね。
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