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登山部始動~頂人になってきました~


8月2日3日と南豫明倫館登山部は日本最高峰の富士山に登ってきました。ということでブログを通して富士山登山の様子を伝えていこうと思います。少々長くなりますがご了承ください。「登山部」と書かしてもらいましたが本当は希望者での参加で、内訳は4年生が5名、3年生が6名、2年生1名の計12名でした。どうした1,2年生。ちょっと元気がないぞ?

2日15:00に明倫館を出発。当日の富士山の天気は雨の予報。途中から雲行きが怪しくなり、5合目に着いた頃には雨が降っており、しかも気温もやや低め、とコンディションはよくなかったです。更に、ここでいきなり登ると高山病にやられてしまうため、5合目で身体を慣らしがてら食事を…と思っていたのですが、到着した頃にはレストハウスは閉まっており、結局カップ麺が売ってあったので(高額です。)それで済まし、食事もままならず先行きが思いやられました。

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20:30頃からついに登山開始です。辺りは真っ暗で、いきなり下り坂から始まり訳も分からず歩みを進めるとあっという間に6合目に到着。6合目からは急な階段、上り坂、岩場と悪路が続きます。そして7合目辺りからこの時期特有の現象に見舞われます。それは「渋滞」です。富士山には登山ルートが4つありますが、自分たちは吉田ルートというルートを利用していました。このルートは初心者向けで、ツアーや団体で登られる方も多く、更にこの時期は登山者が非常に多いため渋滞が発生します。追い抜くことも可能ですが、岩場のような狭く危険な道はそうはいかないので待たなければなりません。まあ、丁度良い小休憩になったので良かったですけどね。下の写真は8合目くらいで撮った写真なのですが、明りは当然全部ヘッドライトやサイリウムなど人の明りです。実際に見ると、正直、死者の魂が天国に昇っているかのような不気味な感じでした。

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8合目まで来ると天気は一転して晴れとなり、星が非常に綺麗に見えました。流れ星も多く見ることもできました。故郷の宇和島でもあれだけの綺麗な星空はなかなか見られないでしょう。しかし、気温は一気に下がり、しかも冷たい風も強く吹き付けてきて非常に寒くなりました。これまでにかいた汗と浴び続けてきた雨も災いし、より一層寒さを感じました。しかも、標高は既に3000メートルを超えており酸素は薄く高山病にかかる者も出てきました。道中最後の山小屋の前で休憩中に山小屋の従業員の方から速い!と感心されるほどのペースも災いしたと考えられます。自分もかかってしまい、頭痛がひどくなり、少し歩くとしんどいなどの症状が出ました。中には嘔吐する者も出てきましたが、ここは事前に購入しておいた携帯酸素でなんとか?対応しました。山小屋前を出発すると、目指す頂上が目視で確認できるところまで来ています。

3日3時頃。ついに登頂出来ました。約7時間かかりました。着いた瞬間は、頭痛と疲労で正直あまり覚えていません。ただ非常に寒く、着替えたくても着替えられませんでした。山小屋も閉まっており、開いている店も予約済みのツアー客しか入ることが出来ません。一般向けの店は4時開店なので約1時間寒空の下待たざるを得ず、自販機で温かいコーンスープ(¥400)を飲み身体を温めましたが、気温は2~3度程度、あまり効果がありません。店が開くと早速ラーメンを戴きました。(¥900。おそらくインスタントです。)

3日4時20分頃。辺りが明るくなってきました。見知らぬ外国人と一緒に(笑)御来光を待ちましたが、記念撮影やもうすぐ見られる御来光でテンションが上がっていました。
しんどい思いをして登り、寒い思いをして待った分御来光を見ることが出来た時は本当に感動しました。雲が少し多くて残念でしたが、それはそれでまた趣がありますし、この感動は登った人にしか絶対にわかりません。

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後で聞いた話ですが自分の友人が自分の登った前後に登ったのですがどちらも御来光はよく見られなかったそうです。特に翌日は緊急下山させられるほどの荒天だったそうで、非常に良い日に登ることが出来たと思います。富士山頂を一周することをお鉢巡りと言いますが、残念ながら寒さと疲労で断念しました。次の機会の楽しみにして置きます。
登ってみての感想は、やはりまずは疲れました。しかし、一度で良いから富士山に登ってみたいと思っていたので非常に有意義で、御来光を見られた時は疲れが吹っ飛ぶとはこの事かと思うくらい爽快でした。日本最高峰の3776メートルという非日常的な空間を経験することが出来たのもとても良い経験でした。また、これまで関わりが薄かった先輩方と一緒に登れたことで、今後の寮生活においてもっと親しく関われたらと思います。今日、節電が叫ばれる世の中なのでみなさんもぜひ登って涼しくなってください。
個人的には、この登山のための備品(靴、レインコートなど)の費用がかなりかかってしまったことと、登った後の爽快感がたまらなく素晴らしいので登山を趣味にするのも良いかなと思っています。

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18号室 織田成郎

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ごくろうさん

人生一度は富士登山したいものですね。南豫明倫館の年中行事にされてはいかがですか?

コメントありがとうございます

非常に貴重な体験ができたと思っております。今年参加することができなかった寮生も多いのでぜひとも年中行事にしていきたいですね。
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