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意識的に問題を探る

元東電社員の方の話を聞く機会がありました。いま、東京電力が酷くバッシングを受けています。東電社員であるだけで世間から冷たく見られることもあるらしく、実際に「東電のバッチを外せ」との指示が下っていたり、東電の寮の看板を隠したりしなければならなかったりする状況にあるみたいです。

ここからは私の考えです。

確かに東電のしてきたことは許されざることですが、しかし社員の方々に怒りをぶつけるのは正しいことなのでしょうか。
原発を推進しなければならない企業の体質は、ひとえにその極上層部の利権のために作られたものであり、本当は社員の方々だって生きるために与えられた仕事をしていただけだと思います。

本来は我々の生活を向上するために尽力すべき「公共事業」が資本主義の枠内に組み込まれてしまい利権の追求(外的には、大口利用者には安く、我々には高く電気を売る。内的には、平然と人減らしをする。)を始めたことが、今回の原発事故の根っこであり、ということは真に憎むべきは企業の後先考えない利潤追求主義ではないでしょうか。


一部の人たちの極端で恣意的な利潤追求のせいで、実際に生きる人々が、放射線に恐怖し、住む場所を追われ、誰かを憎み、誰かに憎まれなければならない状況をみていると、この事故は一部の力を持った人間の欲が、罪のない無力な人たちを不幸に陥れた構図にしかみえません。

何かがおかしいこんな世の中で私たちは何を考え、どう動いていくべきか、意識的に考えてみる必要があるように思います。

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29号室 坂本 裕

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